日本の宇宙開発がまた一歩前進しました。この感動を噛み締めながら仕事です!
先ほど国際宇宙ステーション(ISS)に食料や実験装置などを届けるため日本が打ち上げた無人補給機「HTV」初号機がロボットアームにより捕獲され、ISSへの設置に成功しました。ボルトによる固定作業や電気系統の接続を行い、ドッキング完了後に、飛行士が船内に入室して荷物などの補給作業を行います。今回の成功で日本は国際的な義務をひとまず果たし、米露欧に続くISSへの独自の輸送手段を確保することになりました。つまり、日本の宇宙開発が一歩前進し、国際的に貢献することが出来るようになったのです。
HTVは今月11日に宇宙航空研究開発機構(JAXA)種子島宇宙センターから新しい大型輸送ロケット「H2B」初号機で打ち上げられたのですが、その後筑波宇宙センターで飛行を制御し、約1週間かけて高度345kmのISSに下方より接近したのです。
18日にはISSの約500m下へ到達後、ISSと同一の速度、向きを維持しながら毎分約1~10mずつ上昇していきました。筑波と米航空宇宙局(NASA)、ISSの連携で午前4時51分、ISSの約10m下にあるHTVを米国人女性飛行士らがロボットアームで捕捉しました。
HTVは午前7時26分にISSの日本実験棟「きぼう」に隣接する位置に取り付けられ、電力や通信状態を確認してドッキング作業を終えることになります。宇宙船をロボットアームで捕まえてドッキングしたのは世界初なのです!搭載した荷物は、飛行士の食料、日用品やきぼうに設置する観測装置などがあり、約1カ月後には荷物を降ろしたスペースにISSの廃棄物を積んで大気圏に突入、大部分が燃え尽きて使命を終えることになります。
日本は今年7月に完成したきぼう打ち上げの見返りして、ISSへの物資補給を分担。平成27年度まで年1機のペースでHTVを打ち上げ、ISSへの物資補給を担うことになっています。
これからの益々の活躍が楽しみです。JAXA、三菱重工、そして日本の宇宙開発に携わる全ての人たちをこれからも応援し続けていきたいと思います。私も参画したい、が本音ですね。。。笑
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